辛をイメージしてみる

【金、銀、銅、珠玉】

辛は硬くない金属や宝石です。

繊細さと芯の強さを持っています。

場合によっては冷たい印象を与えてしまうこともあります。

壬は辛を調節します。

辛と壬の干関係を

陶洗珠玉(とうせんしゅぎょく)といいます。

河川が宝石を洗っている様子です。

宝石の価値は美しい輝きだと思うのですが、きれいに洗ってくれる河川の水はとてもありがたい存在と言えます。

辛からみて壬は傷官です。

本来なら辛(日干)が壬(傷官)を生じるはずですが壬が辛に対して作用しています。

他と違う独特な感性を活かすことで個性が輝きます。

創造性豊かな絵画など芸術的センスに恵まれている人物と言えます。

干関係の影響を受けやすい

庚と辛の干関係を鉄槌砕玉(てっついさいぎょく)といいます。

甲と辛の干関係を木棍砕玉(もっこんさいぎょく)といいます。

丁と辛の干関係を火焼珠玉(かしょうしゅぎょく)といいます。

己と辛の干関係を汚玉(おぎょく)といいます。

己と命式全てなるわけではありません

辛は庚や甲に砕かれてしまいます。

仲間である比劫に砕かれ、本来剋す相手の財星から返り討ちにされるということです。

官星の丁からは焼かれます。

ガスバーナーで宝石を焼く必要も意味もありません。

虐待のような剋と感じてしまうのは私だけでしょうか…

生じてくれるはずの己には汚されてしまいます。

全て命式ではありません

庚の記事に掲載していますが【金に貴命なし】ということが理解できると思います。

丁寧に大切に

辛は硬くないとは言っても金属です。

乙に対しては草花を切るハサミになります。

バッサリ切ってしまう冷たさもあります。

そのような干関係がない場合の【辛】は大切にされることを求めているように思います。

陽干の庚のように鍛えられて才能を発揮するガテン系ではないと言えます。

己と違って戊は辛を生じますが強すぎると埋もれてしまいます。(埋金)

辛は表面的にはソフトな印象でも内面に芯の強さを持っています。

ただとてもデリケートです。

平気そうに見えても心の奥では傷ついている可能性もあります。

他干の影響を受けやすい辛は干関係に大きく左右されます。

個人的な見解ですが宝石は保護されて美しく輝かせてくれる環境や存在が大切だと思います。