「官星」は管理、制御、忍耐などの意味があります。
堅さを感じてしまいますね…
責任感を持ち我慢強く物事を進めて行くためには自我を抑える必要があります。
そのためには感情をコントロールすることも大切です。
責任感のある誠実な態度が周囲からの信頼を得るのでしょう。
喜神であっても「自分に厳しくあれ!」という意味に違いはありません。
喜神ということでポジティブに考えてしまいそうですが【剋】ということを忘れてはいけません。
官星の巡る時期には「鍛えられる」「責任が伴う」など立ち向かうべき事柄や堅実さなどが問われるように思います。
仕事での昇進や出世
結婚
嬉しい出来事ですが喜んでばかりはいられませんよね。
我慢も必要になりますし大きな責任を担うことにもなります。
喜神の官星はしっかりと受け止めることで後の発展に繋がります。
これが忌神になると重圧、苦難、逆境など抑圧的な意味になってしまいます。
自分にとって良くない働きかけをしてくる人や、できることなら避けたい出来事です。
「行動したいのに進めない」
「理不尽だと思う出来事」
「自分を責めてしまう」
現実的にも精神的にも制限をかけられているような状態でしょう。
「不要な物まで抱え込んでしまう」
「ストレスを感じる対人関係」
「自分に自信を持てない」
このような方は忌神官星の影響が強い命式なのかもしれません。
特に身弱の内格は弱い日干が更に弱くなってしまいます。
自分を責めることや無理な抱え込みは避けたい命式です。
官星が干合される時期や比劫、印星が巡る時期は楽になれます。
身強の従格でも官星が巡る時期は要注意です。