戊をイメージしてみる

「山」「岩石」

戊は山や岩石です。

落ち着きや安定感を感じますが頑固な面もありそうです。

戊の基本的なイメージは草木の生えていない岩山です。

戊を強める干は丙です。

丙と戊の干関係を

日出東山(ひのでとうざん)といいます。

東から日が昇り山を照らしている様子です。

太陽の日射しは強すぎないほうが良いでしょう。

戊からみて丙は印星です。

物事の大事な箇所を見極めることができる人物と言えます。

偏印ということから他の人とは少し違った見方をするのかもしれません。

価値を生み出す山

戊と庚の干関係を

山脈蔵金(さんみゃくぞうきん)といいます。

山から鉄鉱石が生じる様子ですが

庚や辛があれば

価値を生み出すことができる山になります。

戊からみて庚、辛は食傷です。

技術力、芸術性、表現力を活かせる人物と言えます。

干関係で景色が変わる

戊と壬の干関係を

山明水秀(さんめいすいしゅう)といいます。

山と湖の風景です。

また戊と壬の干関係は

堤防と川にもなります。

川やダムの決壊を防ぐためには堤防が必要です。

戊は壬を制します。

戊からみて壬は財星です。

社交性が豊かで指導力に優れた人物と言えます。

その他、戊の作用

戊と乙で【花瓶と花】

戊と丁で【炎を守る炉】

「戊」が乙や丁を守っている関係です。

「戊」に対しての作用はありませんが他干にとっては、とても良い作用になります。