財星が命式にあるほうがいい?

四柱推命で見る「財星」は日干がコントロールするエネルギー。

象意は「お金」「利益」「所有」「現実的な成果」。

つまり財星が命式にある人は、良くも悪くも人生のテーマに“お金”や“現実的な得失”が絡みやすいタイプといえます。

けれど財星は「ある=良い」と単純に言い切れる存在ではありません。

身弱の内格 × 強い財星

身弱の人にとって財星は消耗の星。

強い財星があると、日干は財をコントロールできず

・お金のために無理をする

・稼いでも出費や負担が増える

・人や環境に振り回されやすい

といった形で「財に追われる人生」になりやすいのです。

お金を持つことよりお金に使われる状態になりやすいのがポイント。

身強の内格 × 弱い財星

一方、身強の人にとって財星は喜神ですが弱すぎると、今度は日干が財星を剋しすぎてしまいます。

・稼いでもすぐ使ってしまう

・利益を生み出す前に消耗させる

・お金を「追い回す」生き方になりやすい

これは例えるなら大きなエンジンで小さな車を全力走行させる状態。

燃費が悪く、長く持ちません。

共通するテーマは「欲との付き合い方」

財星が強すぎても弱すぎても金銭面は波が出やすくなります。

さらに財星は「欲」を刺激する星でもあるため

・出し惜しみ

・極端な節約

・ギャンブルや一攫千金志向

・楽して得たい心理といった形で現れることも。

財星は悪者ではありません。

ただし心の成熟度を試す星ではあります。

いつ安定するの?

財星はバランスが整ったときに真価を発揮します。

● 身弱の内格→ 日干が強くなる時期(比劫・印星の助けがある時)

●身強の内格→ 食傷・財星・官星が巡る時期(※すべてが無条件で喜神になるわけではありません)

こうした時期は「稼ぐ力」と「扱う力」のバランスが整いやすく金銭面が安定しやすくなります。

財星は“器チェック”の星

財星は、お金そのものというより

「あなたはそれを扱える器がありますか?」と問いかける存在。

器が整えば財は留まり、器が未熟なら財は流れる。

財星は、人生に現実力を育てるための、ちょっとスパルタな先生なのかもしれませんね。